リゾートバイトを5年も続けていると、「もうそろそろ就職した方がいいんじゃないか」とか、「このままフリーター生活で大丈夫なのか」といった不安が頭をよぎるのですが、それでもリゾートを続けている理由が一つだけあります。
この記事では、私がリゾートバイトを始めたきっかけや、今に至るまで、なぜリゾートバイトを続けているのか、という理由について紹介しています。この記事がこれからリゾートバイトをしようと思っている人の後押しになれば幸いです。
私がリゾートバイトを始めたきっかけ【始めた理由と続けている理由】
リゾートバイトをする前の私
私が初めてリゾートバイトをしたのは、2017年の22歳の時でした。当時は、フィリピンでの6ヶ月間のインターンシップ（語学学校のスタッフ）を終えたばかりで、 やりたいことが何もなかった時です。
そんな時に、ふと思い出したのがリゾートバイトの存在です。フィリピンで出会った友達から、リゾート地で住み込みで働ける仕事があると聞いていた私は、「リゾート地でゆったり働けるなんて最高じゃん！」ということで、リゾートバイトをすることにしました。
元々、地元で働く気はなく、どこか遠いところへ行って、楽しく生活したいと思っていた私は、「リゾートバイト」とググって、一番最初に表示された派遣会社「ヒューマニック」に電話をしました。
リゾートバイトの面談で白馬村の仕事を見つける
電話で言われた通り、実家から一番近い「ヒューマニック」の支店に到着し、面談室に案内された私は、履歴書を渡して早々に希望する勤務条件を聞かれました。
その過程でいくつかの求人表を見せてもらったのですが、その中に見覚えのあるホテルの求人票が目に留まりました。それは、長野県の白馬村にあるAというホテルです。
そのホテルは、私が15歳だった頃に、家族のスキー旅行で利用した思い出のあるホテルでした。スキー・スノーボードが好きだった私にとって、白馬村は憧れの場所であり、いつかもう一度絶対に行こうと決めていた場所で、他にこの白馬村での求人を超えるような求人もなかったので、二つ返事で白馬村のAホテルに行くことを決めました。
正直、白馬村へ行けることになった時はワクワクが止まりませんでした。小さい頃からスキーが大好きな家族の中で育ってきて、（年に数回のファミリースキーですが）スキー世代の父親と母親に育てられた私にとっては願ってもない機会でした。
はじめてのリゾートバイトはホテルのフロントとルーム清掃
初めてのリゾートバイトの仕事内容は、チェックイン、チェックアウトのフロント業務と、ルーム清掃でした。職場のスタッフは、私がリゾートバイトでイメージしていたような若者ばかりではなく、どちらかというと地元の50代以上の方が多く、落ち着いた雰囲気のある職場でした。
正社員が少なく、リゾートバイトのスタッフや、地元のパートさんに頼りきりのホテルだったので、とても緩い雰囲気の職場で、ガツガツ仕事をするような人はいませんでした。
今思えば、こうした緩い雰囲気のホテルは、リゾートバイトではとてもレアでした。基本的にリゾートバイトで働くようなホテルや旅館は、どこも人手が足りていないからリゾートバイトスタッフを募集しているので、このホテルのような従業員も足りており、とってもゆるい雰囲気の職場は中々ないと思います。
もちろん白馬村に来たからには、滑らないと意味がないため、中抜けの時間はスキー・スノーボードをしたり、仕事が終わったら友達とお酒を飲んだりと、楽しい生活が続き、いつの間にかリゾートバイトという働き方の虜になっていました。
今もリゾートバイトを続けている理由
私が今もリゾートバイトで生活している理由は、単純に普通の仕事よりも趣味に没頭することができるからです。
リゾートバイト2年目の時に、白馬村にリゾートバイトをしたことで山にハマってしまい、今はクライミング、トレイルランニング、バックカントリースキーなど、幅広く山に没頭しています。
リゾートバイトでは、寮が職場の中にあることが多いため、仕事以外の時間を全て自分の好きなことに充てることが可能です。私の場合は、中抜けの時間が少しでもあれば、冬の間はスキーをして、夏はランニングをしています。
通勤時間がないおかげで、自分の好きなことに没頭しながらこのブログも毎日更新することができているし、時間に余裕のある生活を送れるというのは、リゾートバイトの大きなメリットだと感じています。
リゾートバイト歴は5年で、これまでに4つの職場を経験しました。海沿いにある旅館や、スキー場の中にあるホテルなど、宿泊施設をメインにリゾートバイトをしています。現在は長野県のホテルで彼女とリゾートバイトをしています。
