リゾートバイトブログ「きういの日記」

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【リゾートバイト体験談】火災発生?深夜24時に消防車を呼んだ話

【リゾートバイト体験談】火災発生?深夜24時に消防車を呼んだ話

5年以上もリゾートバイトをしていると、楽しいことばかりではなく、大変だった出来事や、辛い出来事もたくさんあります。今回は、その中でも1番大変だった出来事、深夜24時に消防車を呼んだ話をしたいと思います。

【リゾートバイト体験談】火災発生?深夜24時に消防車を呼んだ話

長野県某所のホテルでリゾートバイトをしていた時の話です。22時にフロント業務を終えた私は、いつもの通り、館内にある客室寮でくつろいでいました。

リゾートバイトでは、お客様が使うお部屋をそのまま使わせて寮として使わせてもらえる客室寮と、スタッフ用に用意された建物や、お部屋に住み込みをする寮の2つがあります。客室寮は、比較的お部屋が綺麗で、シャワーやキッチンが付いていることも多いので、とてもオススメです。

すると、窓の外からイヤホン越しに聞き慣れない大きな音が聞こえてきたのです。

ボンッ!!!

「あれ、酔っ払いが暴れているのだろうか?」

私が派遣されたリゾート地は、バーや居酒屋が多く、繁忙期には人通りも多くなるため、「酔っぱらって暴れてる人がいるのだろう」と直感的に思いました。

特に気にも留めず、他人事だと思ってパソコンの画面との睨めっこを再開したのですが、今度は館内に大きな非常ベルの音が鳴り響きました。

前の職場で働いていた時に、認知症のご老人が自分の部屋がどこか分からなくなってしまい、非常ベルを押してしまったという事件を経験しているので、やはり、「酔っ払いが非常ベルを鳴らしたのだろう」と思ったのですが、万が一のこともあるため、数ヶ月前に受けた火災訓練を思い出して、フロント内にある電子操作盤へ向かいました。

非常ベルが鳴った場所を確認すると、3号館地下と表示されていました。3号館はフロントがある建物から少し離れているため、ひとまず非常ベルを止め、ダッシュで現場へ向かいました。

すると、現場に近づくに連れ、焦げ臭い匂いがしてきたのです。「これは火事かもしれない」という意識が強くなり、他のリゾートバイトスタッフと合流し、恐る恐る3号館の地下へと降りて行きました。

3号館の地下にはボイラー室がありました。私自身は、夜勤の巡回でよく行く場所なのですが、他のスタッフにとっては中々行く機会がない場所。煙も上がっているし、視界が悪い。この時点で、消防車を呼ばなければいけないのは確定です。

私は目が悪いので、燃えてるように見えなかったのですが、他のスタッフが火が見えたと言いました。お客様の誘導もしなければいけないし、もし本当に燃えていたら消化もしなければいけません。

問題は、この全てを誰がやるかでした。最悪なことに、リゾートバイトのスタッフで火災訓練を受けたのは私だけ。正社員で寮に住んでいる人はいないし、宿直担当は70代のおじいちゃんだし、他に誰も頼ることができず、自分でやるしかないと覚悟を決めて、フロントに戻り、館内放送で避難誘導を始めました。

次に、消防への連絡です。ダッシュしたためか、呼吸が乱れて、中々状況が伝えられない。他のスタッフには、ボイラーには近づかなくていいけど、もしまた火が見えたら教えてくれと伝え、社員名簿を渡し、社員さんに連絡をしてもらいました。

ロビーを見ると、避難誘導に従ってくれたお客様が約100人。正直、ただのリゾートバイトスタッフ数人がどうにかできる人数ではありませんでした。しかし、幸いなことに、物分かりの良いお客様ばかりで、あとは消防隊を待つだけでした。

消防隊が到着し、まずはボイラー室のある3号館地下まで誘導。警察がきて状況を伝え、その頃にようやく社員さんたちが駆けつけてきました。ここまでおよそ約一時間。

消防隊の状況確認の結果、「ボイラーに通じる配管が破裂している」とのことで、初めの大きな爆発音は、それが破裂した音とのことでした。他のスタッフが火だと思ったのは、ボイラーの湯沸かし機の燃焼で、火事には至っていませんでした。(ボイラータンクが爆発しているので、一瞬だけ火が出たようで、焦げた跡がありました。)

大事にならなくて良かったですが、翌日の朝は、お客様に宿泊代金の全額返金作業、ボイラーなしでは営業もできないため、すでに予約されていたお客様にキャンセルのお願いなど、しばらく大変な日々が続きました。

まとめ

リゾートバイトで、こうした経験は中々あることではないですが、何が起きるかわからないのがリゾートバイトです。私自身、長く、その職場で働いていたので、建物の構造を知っており、火災訓練を受けていたのでスムーズに対応できましたが、ただのリゾートバイトスタッフにそこまで対応させるなと言いたい・・・。

特に時給が上がるわけでもなく、危険手当が出るわけでもなく、対応した2時間分の時給だけ出て、上からはいつものごとく塩対応。もうちょっとくらい何かあってもいいんじゃないかと思う図々しい私でした。

この記事を書いた人
代替テキスト
@JpnKiwi

リゾートバイト歴は5年で、これまでに4つの職場を経験しました。海沿いにある旅館や、スキー場の中にあるホテルなど、宿泊施設をメインにリゾートバイトをしています。現在は長野県のホテルで彼女とリゾートバイトをしています。