先日、車中泊用に23万円の軽バンを購入した@kiwi.jpnです。今回の記事では、車としては、激安の部類に入る20万円台の中古車は購入しても大丈夫なのか、という点について記事にしたいと思います。
実際に購入するときに私が気を付けた点や、気を付けるべき点も一緒にまとめていますので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
リゾートバイト歴は5年で、これまでに4つの職場を経験しました。海沿いにある旅館や、スキー場の中にあるホテルなど、宿泊施設をメインにリゾートバイトをしています。現在は長野県のホテルでリゾートバイトをしながらブログを書いています。
20万円台の中古車は購入しても大丈夫?最低限確認した方が良いポイントとは?
私が23万円で買ったスズキ・エブリィの詳細
車種 | スズキ エブリィ |
型番 | DA64V |
製造年月 | 2007年10月 |
走行距離 | 202,000km(購入時) |
ミッション | 4AT(4速オートマ) |
修復歴 | なし |
駆動方式 | 4WD |
グレード | ジョインターボハイルーフ4WD |
結論:20万円台の中古車は当たりハズレがある
まず最初に結論ですが、20万円台の中古車を購入しても大丈夫か、という点については、大丈夫かどうかは、誰にも分からないというのが結論です。
20万円台の車と言っても、車によってアタリハズレがあり、すぐに部品の取り替えが必要な車もあれば、そうでない車もあります。
ちなみに、私は23万円でこの車を購入し、約20,000キロ以上走らせていますが、購入後一週間でエンジン警告灯が点灯し、すぐにO2センサーを交換してもらいました。(その時は購入直後ということで、無償で交換してもらうことができました。)
私が買った車に関して言えば、すでに20万キロ以上走っているので、またいつ故障するかわからない状態で、少なくとも故障した時の部品交換費用として、購入費用とは別に10万円ほど用意しておくべきかと思います。
車は10万キロ以上走ったら買い替え時という考え方は古い
しかしながら、多くの日本人が考えるような、「車は10万キロ走ったら買い替え時」のような考え方は、少し古いのではないかと思います。
メンテナンスさえしっかりされている車であれば、急に動かなくなるなんてことはありませんし、たとえ故障することがあっても、車屋さんに行けば、どこがどう壊れているのか、明確な原因がはっきりと分かるため、過走行車だからといって、原因不明の故障が起こる車を販売する中古車屋さんはほとんど存在しないのが実際のところです。
全ては前のオーナーが定期的にメンテナンスを行っていたかどうか
中古車は、自分の手に渡るまでのオーナーがオイル交換などのメンテナンスをしっかりしていたかどうかによりますので、一概に買っても大丈夫とは言えないのが現状です。
しかしながら、20万円台の車を購入したからといって、購入後、いきなりエンジンが動かなくなって、そのまま廃車というようなことは起きないと考えても良いと思います。
考えられるのは、交換が必要なパーツが次々と見つかり、思った以上に修理にお金がかかるということです。
購入した車を通勤などに使う予定で、絶対にエンジンが止まったりしてほしくないという方は、購入時に追加料金を支払って、交換した方が良さそうな部品は全て交換してもらうと良いでしょう。その場合、20万円台で購入できたとしても、その後のメンテナンス費用等を考えると、プラス20万円はかかってくると考えた方が良いです。
購入する前に最低限確認した方が良いポイントとは?
購入する前に最低限確認しておくべきポイントは、以下の通りです。
車の下回りの錆の進行具合
車体の下部部分に穴が開いているレベルで錆びがあると、マフラーや燃料タンクなどが、海の塩風などの塩害で錆が深く侵食している可能性があります。
また、定期的に洗車されている車であれば、錆の侵食も少ないため、錆具合は車が大切に乗られていたかどうかを測る「ものさし」として機能します。
私と同じように、中古で軽バンを購入する予定の方は、荷台部分の錆の侵食具合も見ておくと良いです。
私自身、中古で軽バンを買うためにいくつかの中古車販売店を回りましたが、荷台部分の錆がひどい軽バンはとても多かったです。
エンジンルームのオイル漏れ(オイルフィラーキャップの汚れ)
エンジンルーム内がオイルで汚れていると、エンジンオイルが定期的に交換されていなかった可能性があります。
エンジンオイルが定期的に交換されていないと、エンジンに対して余計な負担がかかっており、エンジンの劣化を急激に早めてしまいます。
定期的にエンジンオイルが交換されていた車であれば、オイルフィラーキャップが比較的綺麗な傾向があり、エンジンルームのオイル汚れも少ない傾向にあります。
私が購入した車で実際にあった故障やトラブル
O2センサーの劣化によるエンジン警告灯の点灯
私の場合、中古車を購入してから1週間でエンジン警告灯がオレンジ色に点灯する不具合がありました。原因はO2センサーの劣化で、購入して間もなかったので、中古のO2センサーに無償で交換してもらえましたが、新品に交換する場合は、恐らく3万円ほどかかると思います。
バッテリーが上がり、エンジンがかからない
中古車を購入してから1ヶ月ほど経った、ある12月の深夜に、遠出をする用事があったのですが、ちょっと休憩しようと立ち寄ったコンビニの駐車場でエンジンがかからなくなるトラブルがありました。
恐らく、暖房をかけすぎていたことが原因だったと思います。購入時にバッテリーの使用年月等を全く確認せず車を購入したので、バッテリーの劣化がかなり進んでいたのだと思います。
すぐに保険会社に連絡し、ロードサービスを呼んで対応してもらいましたが、購入時にバッテリーの劣化具合を確認しておけば、こんなことにはならなかったと思います。
その日は、暖房をつけずに車を走らせて、翌日にはホームセンターに行って大容量のバッテリーを購入し、そのまま駐車場で交換しましたが、寒くて大変な思いをしました。
コンクリートとマンホールの段差でタイヤがパンク
中古車を購入してから数ヶ月が経った頃に、コンクリートと、マンホールの段差でタイヤがパンクしたことがあります。中古車のタイヤは、タイヤ圧が低下していることがあり、それによってちょっとした段差でも、パンクしてしまう可能性が高まるようです。
オイル交換は3,000kmを目安に行うこと
一般的な普通車の場合、オイル交換の頻度は半年に1度や、5000kmに一度と言われていますが、私が購入したような過走行車であれば、3,000km、または4カ月から5カ月を目安にオイル交換をする必要があります。