こんにちは、長野県でリゾートバイト中の@kiwi.jpnです。実は私、元々はガチの引きこもり(ニート)です。今でこそリゾートバイトで好きなことをしながら生活していますが、10年前は部屋からほとんど出ない引きこもりでした。
今回の記事では、実際に2年間ニートをしていた私がリゾートバイト&フィリピン留学で人生を変えた方法をご紹介したいと思います。とりあえず、ニートの方はフィリピン留学か、リゾートバイトで人生を変えることが可能です。
ニートがリゾートバイト&フィリピン留学をしたら人生変わった件【リゾートバイト体験談】
引きこもりになってからフィリピン留学をするまで
私が引きこもりになったのは高校1年生の夏休み明けでした。父親の母校ということで進学した工業高校に馴染めず、自宅で学習できる通信制高校に転入したことで引きこもり生活が始まりました。
当時は週に3回ほどのコンビニバイトと、中学の同級生との遊び以外は、ほとんどの時間を自分の部屋にあった熱帯魚の水槽を眺めて過ごしました。
何とか高校を卒業した私は、たまに遊びに誘ってくれる地元の同級生たちが大学生活をスタートするのを横目で見ていました。
「このままではずっとコンビニバイトのままだ」と危機感を覚えた私は、自分に自信を取り戻すためには何をすればいいのか真剣に考え始めました。
このまま地元でアルバイトを続けるのは絶対に嫌だけど、良い大学に行くほどの学力もお金もない。色々考えた結果、英語が話せたらカッコいいよねという理由だけで、フィリピンに半年間の語学留学をすることにしました。
今思えば、フィリピン留学は大正解でした。同世代の日本人の友達や、韓国人や台湾人の友達もたくさん作ることができ、自分が過ごせなかった青春の3年間を取り戻せたようでした。
友達の紹介で個別指導塾の英語講師になる
フィリピン留学で何とかTOEIC800点を取得した私は、地元に帰るとやっぱり引きこもりでした。どうしても自分の過去を知っている同級生に会いたくない、近所の目が気になって外に出ることが億劫になるのです。
それを見かねた中学の同級生が、私の英語力は十分高いからと、個別指導塾での英語講師のアルバイトを紹介してくれて、何とか引きこもり生活を脱することができました。
ちなみに、この英語講師として働いた期間は本当に有意義な時間でした。何かを教える立場になるということは、とてもクリエイティブなことだと気付けたし、教えた子の成績が伸びることも、人に良い影響を与えることの素晴らしさを実感できました。
3月になり、私が担当していた中学生たちの受験も終わり、私は未だに自分の人生の行き先が見えないことに悩んでいました。
大学生になりたいけど、なり方が分からない。数百万という途方もないお金も必要だし、奨学金という制度もよくわからない。ネットで調べる気はなぜか起きませんでした。多分、読んでも理解できないと思っていました。
20歳、オーストラリアでワーキングホリデー
20歳になった私は、全財産である10万円を握りしめて、オーストラリアのケアンズ国際空港に降り立っていました。完全にノープラン、自分にあるものはTOEIC800点の英語力だけ。
それでも、当時の私はなぜか怖いものなしでした。オーストラリアでは、自分が引きこもりだったことは誰も知らないし、誰も自分の過去には興味がない感じがして、本当の意味で自由に慣れた気がしました。
21歳でオーストラリアから帰国、空白の1年を過ごす
空白の1年というと聞こえが良いですが、オーストラリアから帰国した私はやはり、引きこもり少年のままでした。本当に馬鹿です。せっかくフィリピン留学とオーストラリアでのワーキングホリデーを経験したのに、日本に帰ってきたら何もできないただの引きこもり。
1年間、働きもせず、ワーキングホリデーで貯めたお金を食いつぶす生活が続きました。ただ、自分なりに頑張ったこともあって、その一つがブログでした。
当時はブログで生活して行きたいと本気で思っていて、ブログデザインやSEOについて、結構真面目に勉強していたと思います。その経験が今、このブログに役立っているのかもしれません。
22歳、フィリピンの語学学校へインターン
オーストラリアから帰国して1年が経とうとしていた時でした。そういえば、フィリピン留学をしたときに、現地にいるスタッフの方が、「フィリピンの語学学校では、学生をサポートするためのインターンを募集していることがあるよ」という話をしていたことを思い出しました。
私も半年以上フィリピン留学をしているし、フィリピンのことはよく分かっているつもりだったので、自分にもできるんじゃないかと思い、フィリピンの語学学校にインターンをすることにしました。
インターネットでインターン生を募集している語学学校を探し、即日、英語でのビデオ通話面接。語学学校の校長先生が相手だったのですが、とても優しい人で、すぐに採用してもらえることになりました。
このインターンの経験も、自分の中ではとても大きい経験でした。仕事内容は、フィリピン留学をする日本人のサポート役だったので、全ての生徒とコネクションを持つことができ、中には、数年経った今でも連絡を取り合う友達を作ることができました。
半年間ニート生活をした後、リゾートバイトの世界へ
フィリピンでの生活に終止符を打ち、日本に帰ってきた私はまた「引きこもり」に戻りつつありました。この頃には自分が引きこもりだったという劣等感は薄らいでいましたが、やはり、長期間仕事をしないで暇な時間が続いてしまうと、家の居心地の良さに甘えてしまい、家から出ない生活が続いてしまいそうでした。
そこで見つけたのがリゾートバイトの仕事です。リゾートバイトをすれば、地元から離れることができるし、リゾートバイトという言葉の通り、リゾート気分を味わいながら働くことができるのではないかと思いました。
そんなこんなで、リゾートバイトの世界へ入っていきます。続きは下の記事から・・・